買い物からの帰り道、陸橋を渡って自宅に帰るのですが、歩道を歩いているにも関わらず、後ろから自転車でベルを鳴らし続けました。
私だけでなく、このような場面で不愉快な思いをした人は多いと思います。
実は、この行為、罰金、違法に当たります。
不愉快な出来事
すれ違った時、ギリギリぶつからない程度の幅の陸橋を歩いていました。
私の前方には、高齢の女性、その後ろに私と同じぐらいの年齢の女性、そして私が歩いている最中、
「チリンチリン。」
なんてもんじゃなく、
「チリチリチリチリ！チリチリチリチリ！」
途絶えることもなく、ベルを鳴らし続ける音が聞こえてきます。
「歩道だよ。うるさいな。」
と、きっとにらみつけると、30代ぐらいの男性。相手も
「どけよ。」
という感じでにらみつけてきます。
これが子供なら私もどいたのですが、
「道交法わかってるよね！」
と思い、無視して今までどうりのペースで歩きました。
ベルの音は、さらに
「チリチリチリチリ！チリチリチリチリ！」
音量を上げて、さらに捲し上げてきます。
私はこういう時、相手が相当やばそうな人でなさそうな限り、引きません。
「知るか！」
と決め込んでいたのですが、よく見ると私の前方2人の女性も聞こえているはずなのに、後ろを振り返ることもなく、ずっと同じペースで歩いています。
私は、相手をにらみつけましたが、前方の2人の女性は振り返ることもなく、静かに抗議していたのです。
この攻防は、20秒ぐらいでした。今考えると、かなりの心理戦でした。
陸橋をわたり終わったところで、歩道が広くなります。そこで、自転車ベルを鳴らし続けていたやつは、スピードを上げて私たちを追い抜き、追い抜きざまにこちらをにらみつけて行ってしまいました。（きっと、私をにらんだんだと思います。）
自転車ベル鳴らし男は、私たちをどかすことには失敗しました。
家に帰って気づいたこと。
- 絶え間なくベルを鳴らし続けた自転車男は、よくよく考えたら、やばいやつだったかもと思い始めました。普通なら、
「チリンチリン」でどかなかったら、あきらめて車道に入って運転しますから。
- むかついたので、調べたのですが、自転車が歩道を走ってはいけないことは知っていいても、自転車のベルをむやみにならすと罰金、歩行者をどかすと違法に当たることがあるということを知らない人が結構、いるのではないかと気づきました。
具体的な罰則
歩行者に対してベルを鳴らすことは、危険を防止するためやむをえない時以外、ならしてはいけないそうです。歩行者の後ろからベルを鳴らすのは、決して危険を防止するためやむを得ない時には当たらないそうです。これに反すると、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられます。
もっと、思いやりのある世の中になってほしいです。
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