母の問題行動と老人ホームのスタッフさんに褒められた食事用エプロン。

出来事

久しぶりに母が入居している老人ホームに面会に行ってきました。

現在の母の状況

私は50代半ばを過ぎです。更年期障害だったり、膀胱炎を繰り返したり、帯状疱疹が出たりと体にいろいろ不調が起きます。

もっとマメに母に面会に行きたいと思っても、自分や家族の問題で思う通りには行きません。

その上、老人ホーム内でコロナの感染者が出ると、たちまち家族の面会は一定期間休止になります。

いろんな要因が重なって、母に面会に行く機会がなかなかありませんでした。

現在の母は、要介護3のレベル。軽い認知症でもあります。入れ歯を嫌がって装着しないので、食べ物もいつの間にか流動食になってしまいました。

でも、私や姉、兄が面会に行くとわかるらしく、施設で決められた量だけのおやつでは物足りないため、

「なんか甘いものを頂戴。」

などと、せがんできます。

母が入居している老人ホームは、本人の部屋でなら、家族の食べ物の差し入れが自由です。

最初のうちは、バナナやバームクーヘンなどを差し入れしましたが、誤飲の心配があるので、最近では、兄が毎週、プリンなどを差し入れていました。

母の問題行動

面会の機会が少なくなっていたせいもありましたが、ある日、何となく胸騒ぎがして、

「今日こそ、面会に行かなくちゃ。」

と思いました。

普段は、姉が私の運転する車に同乗して、二人で行くのですが、その日は、

「お姉ちゃんが都合悪くても、行く。」

という勢いでした。

杏仁豆腐を購入して、母の老人ホームへ。

「盗食」

 

 到着して間もないくらいに、若い介護スタッフの人から

「○○さん。盗食するんですよね。」

「えっ!」

自分の親がまさか、そんなことをするなんて、すごくショックでした。

ベテランのスタッフの方に詳しく様子を聞いてみると、食事やおやつの時間の時、素早く自分の分を食べて、そのあと

「すっ!」

と近くにいる他の入居者の方の分を食べてしまうそうなのです。

自分を育ててくれた親のそんな様子を聞くのは、実際、きつかったです。

食事用エプロンをしたがらない。

 職員さんから聞いた話がもう一つ。

母が食事の時、老人ホームで用意してくれたビニール?のエプロンを食事がまだ終わってないのに外してしまうので、胸のあたりがビシャビシャに汚れてしまうとのことでした。

 この件に関しては、原因がピンときました。

昔からタートルネックの服が嫌いだった母は、首回りがなんかゴワゴワして、うざったいのだと想像しました。

 若い時なら、ちょっとの間だけ我慢して身に付けていたでしょうが、現状の母は

「嫌なものは、いや!」

なのでしょう。

老人ホームのスタッフの方と話してみました。

私から見て「盗食」と言っても、毎回、食べたことを忘れてしまっているほど、母の認知症がすすんでいるとは思えませんでした。それに母は、もともと臆病な性格なので、他人に白い目で見られるようなことをあえてするのも考えにくいです。

現状の母に、怒ったり、叱ったりするのも、

「なんか違う。」

気がします。

スタッフの方から見て、

「食事が足りない。」

というわけでもないそうです。(そもそも固形のものが食べられないですし。)

「自分が何か食べたいと思った時、いつもお菓子とかを余分に持っていると認識すれば、行動が改まるかもしれないと思うのですが。」

そんなことを提案してみました。

元気な時から、3時のおやつが楽しみだった母。流動食のおやつしか食べられないですが、老人ホームで提供されるおやつ、兄が週末に持ち込むおやつだけでは、枯渇感があったのではと思いました。

もう、ご迷惑をかけないように、私がAmazonで母のおやつになりそうなものを購入して、老人ホームに送る方法も提案しました。

 結局、老人ホームの他の入居者の方が、入居する前から豆乳を毎日飲む習慣があるので、ネットスーパーで毎日飲めるように注文しているそうなので、ついでに母のおやつもスタッフの方が様子をみなが注文してくださることになりました。

 食事用エプロンに関しては、以前、よだれの多い母に介護用スタイをつくった時、布性ならばおとなしくずっと着用しているそうなので、私が前回作ったスタイを参考にして、食事用エプロンをつくることにしました。(生地の間に赤ちゃんのおむつを作る時に使用する除湿性防水シートを挟みます。これなら多少の食べこぼしに、対応すると思います。)https://chaugon.com/1333/

食事用エプロンの作り方

老人ホームのスタッフの方から、お褒めの言葉の言葉をいただいたので、私が作った食事用エプロンを紹介します。

食事用エプロンを作るにあたって、まず職員の方に、どういうのが望ましいのか伺いました。

  • 「テーブルに座った時、膝が隠れる程度。」
  • 「食べこぼし防止に、エプロンの裾をテーブルの上にのせて、その上に食事を置くものがあるが、母が入居している老人ホームの考えでは、『拘束』のイメージなので、そのようなエプロンはNG。」

この2点です。

スタッフさんに言われたことを念頭に置いて、以前、ご紹介した介護用スタイの作り方と韓国料理を食べに行った時、提供された紙エプロンを参考に自分で型紙を作ってみました。

材料

  • 透湿性防水シート(ネットで購入)
  • 生地を手芸屋さんで購入。1mでエプロン1枚できます。(はっきりした、明るい色が好きだったので、好みを選びました。)
  • 100円ショップのお名前テープ。(名前はがっちり、見やすいように大きめに!以前、介護用スタイを作った時の反省です。名前が小さかったので、のちに油性ペンで大きく書き直しました。)
  • プラスナップ(以前、「ヒルナンデス」で紹介されました。ベビー服、介護ウェアを作る時、おすすめです。首回りをとめる時に便利です。)

「1日に食事3回だから、結構、枚数が必要だわ。」

私は合計、9枚作りました。

韓国料理店で提供された紙エプロンを座った時、膝が隠れる程度に型紙を作りました。

生地は表を2枚合わせて、その上に型紙で切った除湿給水シートをのせます。1部分だけミシンで縫わない個所を残し、最後にくるっと表に返します。最後にアイロンで、名前を付けました。今回は、首の後ろをとめるプラスナップは、2カ所付けました。

出来上がった時は、風邪気味だったので宅配便で老人ホームへ送りました。

1メートルの生地で1枚作れました。

作り終わって、気が抜けたせいか風邪がなかなか完治しませんでした。

何日かすると、私のスマホに直接老人ホームのスタッフさんからお電話をいただきました。

「きれいな生地で作っていただいて~。♪」

「スタッフの人達で、『食事以外の時はスタイをつけてたけど、これなら一日中、着けてられるね~!』っていているんですよ!」

とお褒めの言葉をいただきました。

まとめ

スタッフさんも人間です。

手間のかかる入居者は、気苦労されることも多いでしょう。

少しでも、負担が減るなら、私もうれしいです。

「母の問題行動の方はどうですか?(盗食)」

「『食べなくなったら、用意してあるから、食べたくなったら言って。』と言って安心してもらったら、あまり欲しがらなくなって、毎週、ネットスーパーで購入しなくてもいい時があるんですよ。」

この言葉を聞いてほっとしました。

今回、私はこんな感じで、母の問題行動に向かい合ってみました。

個人個人でパターンが違うと思いますが、私と似たような問題で悩んでいらっしゃる方の参考になればと思い、お話しさせていただきました。

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