息子が住んでいる、信州から東京に帰ってきて、体調を崩しました。原因は「冷え」です。「それくらいで?」と思う方もいらっしゃるでしょう。自律神経がくるってしまったのです。体調を整えるために、「冷え」の対策を行うことにしました。
信州は朝、晩は気温が氷点下になります。
緊急事態宣言が明け、一人暮らしをしている息子のところに、冬支度の手伝いに行きました。
電気ストーブ、電気敷布団、吸湿発熱の布団等の買い物をするためです。
まず、息子が住む、「松本駅」についた時、
「なんか底冷えする感じの空気だな。」
と思い、息子に
「やっぱり、こっちは寒いね。」
というと
「そう?」
という返事。
「私だけ?それとも息子の体が、寒さ慣れしたのかな。」
と思いつつ、数日を過ごしました。
11月後半、朝、晩の気温はマイナス3度とかになります。
東京から、それほど厚着をしてこなかったので、なるべく買い物や外出は昼間の時間にしていました。しかし、松本にいた時は、滞在期間中に
「あれを買って、部屋の中をこうして。」
とできる限りのことをしようと、張りつめていたせいか、東京に帰ってきて、
「がくっ!」
と体調を崩してしまったのです。
東京に帰ってきて
松本にいた時から、水っぽい透明な鼻水が出ていたのですが、帰った当日の夜、少し良くなりかけていた後鼻漏がまたひどくなりました。
水っぽい鼻水が、頻繁に喉の奥に流れて、喉に違和感、咳、痰がひどくなる症状です。
仰向けに寝ていると、鼻水が喉に落ちてきて、咳込んで夜中に起きてしまうのです。
この時に、やっと
「体の冷えかな」
と気づきました。
次の日は、漢方内科の先生のところに予約していたので、ちゃんと言おうと思いました。
「冷え」が原因で、何度も膀胱炎になっています。
朝食後、病院へ行く支度をしていると、なんだか胃がむかむかして気持ち悪くなりました。そして、頭痛、胃の痛み!冷汗も出てきました。
予約の時間が迫っていたので、
「まずい!」
と思い、無理やり、吐いてしまいました。
少しすっきりしたので、出かけることに。
「こういう時、私は乗り物酔いやすい。」
頭の中で、過去のデータがよみがえりました。
なので、電車の中では、ずっと目をつぶり、酔い止めのツボをずっと到着まで押していました。
漢方内科の先生に診てもらって
「体が冷えてしまって。明け方に、また鼻水が喉に落ちてきて、咳込んで起きてしまいます。」
と先生に様子を言って舌診、両手首の脈を診てもらいました。
私の舌は、白っぽくなっていました。体が冷えると、舌は白っぽくなるそうです。
今回、処方してもらった漢方は、最近飲み続けている
- 竹筎温胆湯(咳、痰、不眠等を改善)
- 芎帰調血飲(産後に伴う症状を和らげる。)
と寝る前に
- 辛夷清肺湯(鼻炎を和らげる)
頓服として
- 麻黄附子細辛湯(風邪や気管支炎に伴う症状を和らげる)
- 葛根加朮附湯(寒気、頭痛、肩こり、神経痛等の症状を和らげる)
です。
(この処方は、私が医師に診断してもらった結果のもので、誰にでも当てはまるものではありません。)
最後に、プラセンタ注射をしてもらい帰りました。
家に帰って、自分の過去のデータを思い返す。
病院から帰って、自宅にある「ヨモギ蒸しセット」を使って40分、ヨモギ蒸しを行いました。その日は、漢方とプラセンタ注射とヨモギ蒸しのおかげで、よく眠れました。
わたし漢方咳も、そんなにひどくは出ませんでした。
何日かかけて、体調を崩してしまったので、戻るのに何日かかかると思っています。今日も漢方を服用し、ヨモギ蒸しを行いました。
スポーツクラブもいきなり、みんなと一緒にガンガン教室でレッスンしないで、トレッドミルとか自分のペースでできる運動からはじめようと思ってます。(私の過去のデータからです。年齢を重ねると、データ量がたまるのが長所です。)
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