「は～。さて、いくか。」
今日は、乳がん検診です。それも市区町村で行う健康診断の１部ではなく、病院の乳腺腫瘍科で行う、ガチ目のやつです。
４０代の時、市区町村で行っている乳がん検診で、要精密検査と診断され、それ以来毎年、乳腺腫瘍科のある病院で検査をしています。（かれこれ、10年以上です。）
一年で一番いやな日。乳がん検診に行ってきました。
40代で乳がん検診をしたとき、乳房に石灰化があったので、要精密検査と言われました。早速、紹介状を渡され精密検査をしました。
私の乳房は、石灰化が多いのです。
「マンモグラフィー」、「乳腺エコー」をした上で、さらに詳しく調べるために「マンモトーム生検」という検査を行いました。
「マンモトーム生検」とは、お医者さんが 「ここ。」 という感じであたりをつけた乳房に4ミリぐらいの針で、腫瘍組織を吸引しながら採取して、その組織が悪性のものでないかを調べる検査です。
説明を聞くとエグイのですが、局所麻酔をするので痛みはなく、そんなに時間もかかりませんでした。
「マンモトーム生検」で、「白」と判断されたのですが、乳房に石灰化したものが多いので、その量が急に増えたりしていないか、様子を見るために、私の場合、毎年、検診をすることになっているのです。
検査の様子
まず、病院で受付をして乳腺腫瘍科に行きます。そして、先生の指示で乳腺エコーとマンモグラフィーの検査をして、先生にその結果を見て判断してもらいます。
乳房エコー
私は、この検査が一番嫌いです。上半身を脱ぎ、診察台の上に横になり、なんか温かいローションのようなものを塗られて、検査をします。
この時の検査をして下さるスタッフの方が、
「ずーっと。」
沈黙しているのが、耐えられないのです。
「うわ～！大変！とか心の中で思っているじゃないかな。」
「大体、日常生活で気をつけようがないんだから。」
私の頭の中は、長い沈黙の中で、こんな感じです。
乳房エコーは、結構、時間がかかります。（でも、胃カメラ検査ぐらいかな。胃カメラの時は、じっとしてないけど。）
マンモグラフィー
市区町村で行う、「乳がん検診」の時の、挟み方じゃありません。あれで、
「痛い！」
と感じていらっしゃる方、要精密検査と診断されると
「もっと、です！」
わたしは、巨乳ではありませんが、マンモグラフィーの検査をする分には、問題ないです。でも、要精密検査の私は、今日の検査も、グイーッとつかまれて、粘土のように伸ばされ市区町村で行う、「乳がん検診」の2倍の圧で挟まれました。しかも、縦、横と挟んだ画像のほかに、拡大した画像も撮ります。
着替えの最中、
「日本人女性の約12人に1人は、乳がんを発症します。」
なんてポスターが貼ってあるので、さらにプレッシャーがかかります。ですが、乳がんは、早期発見、早期治療で90％以上の人が助かるといわれていますから、検査はとても大事なのは重々、承知しています。
お医者さんの診断
以上の検査をして、先生の診断を仰ぎます。待合室で、テレビを視聴できるのですが、壁際のラックには、医療用のカツラのパンフレットが置いてあり、さらにさらに、プレッシャーがかかります。
今回は、
「石灰の量に変化が、ないので問題ないと思います。」
「乳腺エコーで、石灰化の報告がありますが、マンモグラフィーでは、変化がないので大丈夫だと思います。では、また来年、来てください。」
とのことでした。
心の中で
「は～。」
と安どのため息。
まとめ
乳がん検診以外にも、他の科の外来患者さんや、入院患者さんも技師の方が、検査を行うのでその時のタイミングで、かかる時間はまちまちです。でも、総合病院だと、まず2時間は見ておいた方がいいと思います。
今日の私の診察費用ですが、2960円でした。（私は、国民健康保険ではありません。ダンナの健保を使っています。）
漢方医の先生に、
「念のため、一年に一度、見てもらえて安心ですね。」
と言われたことがあります。
私の場合、往復で3時間ぐらい、診察で大体2時間ぐらいかかってしまうので、
「検査で、半日かかってしまうのか・・・・。」
と平日、仕事をしている人は、それだけでも躊躇してしまうことでしょう。
自覚症状がなかったりすると、健康診断も面倒くさいし、病院の予約が面倒な気持ちも理解できます。
ただ、繰り返し申し上げますが、
「早期発見、早期治療。」
これしかありません。（だから私も、毎年検査をしてます。）
国立がん研究センター情報では、乳がんの羅漢率は、2018年で「12人に1人」でしたが、今年は「9人に1人」と急増しているそうです。
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「また来年か・・・・。」
乳がん検診は、私の中では、一年の最大イベントです。
今年も無事、検査がおわりました。
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