ドライベジタブルというと、切り干し大根とか干しシイタケなど、地味なイメージですが、乾燥させることで保存性がアップするし栄養分もアップします生野菜よりも食物繊維を多く取れます。ドライベジタブルの作り方とドライベジタブルを使ったレシピをご紹介します。
突然の息子の帰宅が、ドライベジタブルを活用しようと思ったきっかけ。
地方に一人暮らしをしている息子から、
「今日、○○とご飯食べに東京帰るから、1泊する。」
「夕飯を一緒に食べるの?」
「そう。」
こんなLINEのやり取りをしました。
「じゃあ、夕飯は私一人だから、あるもので食べちゃお。」
なんて、本気にしていたら、
「○○、これから部活だっていうから、やっぱり家で夕飯食べる。」
なんて電話が夕方に、かかってきました。
「え~!」
と思いながら、もう買い物に行く気もしなかったので、頭をフル回転させて冷蔵庫の中のものでとりあえず息子の分の夕飯を作りました。
息子は相当、お腹がすいていたらしく、「イナゴの大群」が来たかのように我が家の冷蔵庫の食材を食べつくしました。
「前日にでも、連絡してくれたらよかったのに。」
なんて愚痴っぽく、言ったのですが
「きっと、またやるだろうな。」
と心の中で思いました。
何せ、結婚してから平日は、家で夕飯をほとんど食べたことがない旦那も仕事の都合で突然帰ってきて、
「普段から平日は、用意していないのに突然じゃ困る。」
と私が言ってもなかなか、治らなかったからです。
「いざという時の保存がきく食材を用意しておこう!」
こんなきっかけがあって、「ドライベジタブル」をもっと活用しようと思ったのです。
「ドライベジタブル」を作る。
作り方は、
- ベランダや庭に干すだけ。(天日干し)
- 電子レンジやオーブンで作る。
- 食材乾燥機を使う。
です。
一番簡単なのは、①です。ただ平日、仕事をしている方は、晴れた日に風通しよい日向で、9時~15時ぐらいの時間帯に半日から何日間か、干すことになるので、突然の雨とかを想定すると面倒くさいかもしれません。
②は、電子レンジで作ると時間はかからないのですが、天日干しに比べて色が悪いようです。
私がオススメなのは、オーブンをつかった方法です。電子レンジよりは、時間がかかりますが、プチトマトなど結構、きれいに仕上がります。
私は、セミドライの状態でプチトマトを作ってオリーブオイルに漬けておきます。
パスタ料理の時に、漬けたプチトマトを使ったりしています。
③は、天候に関係なくいつでも作れますが、電気を長時間使う可能性があります。でも、衛生的ですし、きれいな仕上がりです。
今回、プチトマトを120度のオーブンに40~50分入れた、セミドライトマトを作ってみました。粗熱が取れたら、瓶に入れ、オリーブオイルに漬けました。
市販のドライベジタブルの活用法
ドライベジタブルは、市販でもいろいろな種類の野菜が販売されています。切る手間やあくをとる手間が省けるので使い慣れたらリピートしたくなります。
一番、簡単な使い方は、スープやみそ汁などそのまま入れてしまえばいいのですが、今回は、ゴボウと大根のドライベジタブルで「大根のホタテマヨあえ」と「牛しぐれ煮」とを作ってみました。
「大根のホタテマヨあえ」
戻し時間、熱湯で10分おいて、ドライ大根を戻す。水気を切り、汁気を切ったホタテ缶ほぐし身をマヨネーズであえる。塩で味をと問える。
生野菜の和え物と違って、時間がたってもべちゃッとなりません。
「牛しぐれ煮」
鍋に直接、乾燥したゴボウと切った白滝を入れ醤油、味醂、砂糖、酒を同量で味付け、水を材料がひたひたになるぐらい加え5分煮る。その後、牛肉を加え、さらに5分煮る。
まとめ
いざという時の、保存食としてドライベジタブルを活用しようと作り方や、使い方、レしピをお勧めさせていただきました。
その他にも、余った野菜を無駄にしないフードロスの削減になります。
夫婦二人きりになり、食材を買う量がぐっと減りました。なすを一袋買っても、使い切るのに大変になってきました。
これからもっと活用していきたいです。
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