大腸内視鏡検査、大腸ポリープ切除に行ってきました。

出来事

私は、10年以上、乳がん検診を行っていて、体験談をブログにお話しさせていただいております。https://chaugon.com/636/

その他、ここ3年、大腸がん検診で引っ掛かり、大腸内視鏡検査、大腸ポリープ切除を行っています。今回は、その体験談をお話させていただきます。

大腸内視鏡検査、大腸ポリープ切除に行ってきました。

3年前に、大腸がん検査で再検査することになりました。(以後、連続3年大腸内視鏡検査をしているのですが、そのいきさつは後半にお話しさせていただきます。)

私が行ったクリニックは、検査の時に鎮痛剤を点滴してくれるので、うとうとしている間に検査が終わるので、苦痛が少ないです。

 さらに、大腸内視鏡検査で大腸ポリープが発見されると、その日のうちに大腸ポリープ切除をしてくれ、日帰り手術を行うこともできます。(形態、大きさによるそうですが。)

 このように、乳がん検診と違って、大腸がん検診、大腸ポリープ切除は検査の最中は、痛みを感じることなく、

「気が付いたら終わっている。」

という感じなのですが、検査を受ける前後が、いろいろと苦労があります。

事前準備

検査の2日前から食物繊維が多いものはなるべく控え、豆腐など消化の良い食べ物を食べるように指導されます。

そして、前日も消化の良いものを食べなくてはいけませんが、午後7時までに夕飯をとるように言われました。前日はアルコール類も飲むことは禁止されます。寝る前にクリニックで渡された下剤を飲みます。

検査当日の朝が、大変です。検査当日、朝食は抜きです。検査が終わるまでは食べられません。私の場合、予約の時間が午後2時30分でした。

クリニックから、「モビプレップ配合内用剤」を事前に渡されるのですが、これを飲み切るのが大変です。

バックに2リットルの水をいれ、中の粉末を良く振って溶かして飲むのですが、この他に1リットルの水も飲まなければいけません。

服用の仕方

モビプレップをコップ1杯(約180cc)あたり、10分~15分かけて服用します。(約2時間)

モビプレップを飲み切るまでに、合間合間でお茶またはお水を1リットル程度飲んでください。

モビプレップを飲み切った後も、お茶またはお水を十分にお飲みください。

こんな感じです。ご想像のとおり、結構、苦しいです。私の場合、飲み始めて、一時間くらいで少し気持ち悪くなりました。

1時間くらいで、最初の便が出るので、すこしお腹が楽になりますが、まだまだ飲み続けなければなりません。

便が透明になるまでがゴールですが、早い段階で透明になっても、モビプレップを飲み切らなければなりません。

お腹がパンパンで苦しいし、気持ち悪いし、トイレにもチョクチョク通い、大変です。(トイレに行った後は、若干、お腹パンパンと気持ち悪さが楽になります。)

私の場合、2時間半ぐらいで飲み切り、大腸の中のものができって少ししたら、クリニックの予約時間なので出かけました。

 これも注意点なのですが、私の行ったクリニックは検査で麻酔処置をしてくれるため、車、自転車の運転はできません!これから検査を検討している方は、ここも考慮してクリニックを選んでください。

クリニックに到着してからの流れ

受付で体温をチェックし、診察室で血圧と酸素濃度を測ります。そして、もう一度、体温のチェック。

処置の間は、酸素濃度、心拍数をチェックし続けます。

鎮痛剤の点滴をし始めたら、あっという間に、うとうとし始めます。

痛みを感じることなく、目覚めた時には、大腸内視鏡検査が終わっています。

今年も、3つポリープがあり、切除してもらいました。

大腸ポリープ切除

切除してもらったといっても、とくに痛みはないのですが、少しお腹が張ります。

医師から、注意するべき点を指導されたのでまとめます。

  • 食事に関して、1週間は消化の良いものを食べるように指導されます。(辛いもの、刺激物は避ける。)

アルコールも禁止。

  • 入浴は切除後2日間、シャワー程度ですます。
  • 運動は、切除した翌日までは自宅で静養。翌日からは日常の家事、デスクワークはOK。しかし、1週間は、重いものを持ったり、スポーツは避ける。

日帰りで手術と言っても、やはり切除後は、気をつけなくてはいけません。

切除したポリープは、病理検査してもらうので結果は約14日後に結果がわかります。

以上が、私が体験した大腸内視鏡検査、大腸ポリープ切除の流れです。

私の失敗談

以前から、更年期障害で漢方を服用していたのですが、処方してもらっていた漢方の中に、下剤を含む成分があったため、漢方と言ってもやはり下剤を長期間服用することに変わりありませんでした。

3年前に初めて大腸内視鏡検査をした時、大腸が

「真っ黒!」

になっていました。

内視鏡で直腸からS状結腸、下行結腸、横行く結腸、上行結腸、盲腸と大腸全体を検査するのですが、下剤を長期服用していいたのでうまく検査ができなく、時間がかかったそうです。

医師には、

「周りが黒いからポリープが見つけやすかった。」

と嫌味を言われましたが、その時では取り切れなかったので、翌年に持ち越しました。

「漢方と言っても、下剤を長期服用していたら、自力で排便できなくなりますよ。」

と医師に叱られました。

2回目の検査の後は、医師の勧めで、

「もう一度。」

ということで今回、3回目の検査を行うことになりました。

漢方の先生には、大腸が黒くなってしまったので、

「見直してください。」

とお願いして、

「これなら、どう?」

と見直してもらったのですが、今年も大腸が黒くなっていたので、また、相談に行くつもりです。

参考のため、私は今回、ポリープを3つ切除しましが、費用は2,1650円でした。(国保ではありません。旦那の健保です。)

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